「シャンプーをするとフケが出るから、あまりシャンプーをしない方がいい」
と信じ込んでる人がいるとしたら、その人はたいへんな思い違いをしていることになる。
若ハゲの兆候として〝かゆみを伴った大量のフケが出る″という傾向はたしかに見受けられる
が、だからといって、「シャンプー」1「フケ」1「薯ハゲ」という連想をされたのでは、シャンプーには迷惑な話である。
ちょっとでもフケの知識のある人なら「そんなバカな......」と、一笑に付すような連想法だが、そのような思い違いをしている人がいるのは事実なのだ。
フケというのは、頭皮の表面層が死んで、角質化したもの(角質細胞)が剥たアカである。
その表面層は、健康な人の場合で、約4週間のサイクルで生死をくり返す。
それが、新陳代謝というものである。
だから、フケが出るというのは、頭皮表面の新陳代謝がノーマルにくり返されていることの証
明ともいえる。
たしかに、洋服の肩などに点在しているさまを見受けると、あまり気持ちのいいものではない
が、フケを、あまり毛嫌いすることもなかろう。
さて、シャソプーの役割だが、シャンプーの受けもつ重要な使命のひとつに、そのフケを頭皮
から洗い流すことがあげられよう。
フケを流して頭皮を清潔にしてくれるのである。
何日間も洗わなければ、それだけ多くのフケを洗い落とすことになる。
ということは、「シャンプーをするとフケが出る」ではなく、「シャンプーを励行するとフケが
洗い流されて目立たなくなる」 のが事実。つまり、最初の言い分を訂正すれば、「シャンプーをすると、自然に出たフケを洗い落としてくれるから、シャソプーはなるべく励行したはうがいい」
ということになる。
しかし・・・・中にはシャンプーもしているのに「フケ」で悩む人は多い。
毎日シャンプーはしているのに、フケが目立って仕方ない人もしる。
これはおかしい。不自然である。
しかしその不自然さにはワケがある
シャンプーをきれいに洗い流していない
これは原因がハッキリしている。せっかくフケをとってくれるシャンプー剤をきちんと洗い流
していないのだから、翌朝、自然に落ちてくるフケに、頭皮に残ったフケが混じって落ちてくる
だけの話。
洗髪を完全にすれば解決することである。
シャンプー剤が合わない
刺激の強い、石油基剤のシャンプー(ABS、LAS、ASなどの界面活性剤が入っている)
のなかでも安価な粗悪品を長い間使っていると、頭皮の表皮層がかぶれをおこして、その寿命を
締めてしまい、大量のフケの発生につながるというケースがある。
その対策としては、植物性オイルが主成分のシャンプ一に切りかえることである。
さらにPH(酸度を表わす基準。1〜14に分かれ、7・0が中性)が人体に近い弱酸性(5・0〜6・5)
のシャンプーが望ましい。